2015年1月22日木曜日

HD, ウルトラHD, スーパーHD

世界的な家電展示会CES2015でパナソニックだ次世代Blu-rayの「Ultra HD Blu-ray」プレイヤーを参考出品しました。
解像度をこれまでの2Kから4Kまで高精細になりHDRでダイナミックレンジも広がり益々きれいになるようです。
ディスクの記憶容量を50GBから100GBに高めることでこれを実現しています。

むむっ!? 記憶容量が2倍になったって収まり切らないでしょ?だって映像は2次元だから2Kから4Kになったら帯域4倍使うでしょ! と気づいた方は鋭い。

映像コーデックにこれまでの2倍の効率のH.265 HEVCも使っているのです。

HD映像コーデックの歴史を見てみるとMPEG2に始まり2倍の効率のH.264、さらに2倍のH.265と進化を続けています。
H.264ができた当初は詰め込めるだけのアルゴリズムは詰め込んだ!もうこれ以上は無い!とまで言われていましたがそこからさらに2倍の効率を実現したとは驚きの限りです。きっとさらに複雑高度なアルゴリズムが追加されたのでしょう。(関係者曰わく単純にマクロブロックを大きくしたのが一番効いたという話はここだけの秘密です。)

ここまですごい映像技術が将来には地上波で皆さんのお宅に放送されるなんていう噂もありますが、(今の地上波はMPEG2の2Kだから、H.265使えば4K突っ込めちゃうね。おおっぅ。)
どうせなら地上波放送を画質そのままH.265にかえて使う電波帯域を4分の1に圧縮し、余った電波を携帯とかに回したほうがみんなしあわせになれるんじゃないかと...

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